君と出逢えて　:パピヨン・歩夢

パピヨン・歩夢

2020年01月09日

お口からも水分を

　　　　　　　　　　＊まりる正式譲渡記事にトライアル中写真追加しました。

点滴を始めた歩夢。
ご飯も少ないけれど食べられるようになりました。

介護食はウエットフードがいい？
意外と食べ辛い様子です。
舌が上手く使えない。
口を大きく開けられない。
そのくせガブッツと人の手先を間違って噛みます（痛い！）
小さな前歯が残っているので。

何時ものドライをスープで湿らせて一粒二粒手で口元へ。
細く開けたお口へ押し込むと、
モグモグして飲み込みます。
横からはみ出して落ちちゃう事もありますけど。

お口からも水を飲ませてあげたいと思い、シリンジを試したら、
前歯でカプッとしながらゴクゴクと飲みました。
間を空けて、フードと加減しながら与えました。
いい感じです。

口からの吸水と、皮膚からの給水と、
時間を分けて与えています。
水分と食物が体に入って（少ないけど）エネルギーになっていると
感じるのですが、反面で一仕事に疲れるようで終わると声もなく

歩夢より若い先住ルナはいびき（大きな寝息？）を
立てるようになりました。
人も動物も年を取るといびきをかく？　
気管の問題？

歩夢の睡眠は寝顔通りにとても穏やか。
ここに来るまで波乱に満ちた犬生だったはず。
神様はせめて最後を、苦しみのないたっぷりと満ちた時間に
歩夢を委ねられたかのよう。

robin96 at 07:49｜Permalink│Comments(0)

2020年01月08日

歩夢の日々

昨年2月、歩夢のお預かりを始めた頃、彼のお世話は大変でした。
日中の大半を眠って、全く手の掛からない日もあったけど、
目覚めている時は一点を中心にグルグルグルと休むことなく
回り続けるのです。

排泄物を踏み飛ばし、踏みつけ、平らに伸ばし固めてしまいました。
それも柔らかなパットが擦れて血の匂い付きでした。

爪の形状もあって、激しく回転したシートはグチャグチャになり、
裂けてしまいます。
砥石を置いて錘にしたけれど、歩夢の力の方が強くてダンベルに変更。
3時間でも4時間でも回り続けました。
そして疲れて眠り込む。

深夜、未明にウンチまみれになった体やケージを洗うことも数日置き。
立て続けに3回繰り返した時もありました。
可哀そうだけど、ベッドで寝かせることは出来ず、シートを5～6層に
重ねてしのいだ日々。

小さなロージィよりもっともっと軽いガリガリの歩夢。
それでも秋までは「腹が減った。　飯はまだか？」と
叫ぶ元気がありました。
放って置かれ過ぎた時は「おーーい、居るのか？」と呼んでみる。
激しい旋回が無くなって、パットの皮が擦れることも無くなった。
だから今はフカフカなベッドでも寝られる。
気が付くと転がり出ているけれど（笑）

これ以上は痩せられないほど骨と皮になってしまい、
マナーベルトは最小1号でもまだ緩い。
ゴツゴツの骨とパットの隙間が出来るので、パットは尿を受けきれず、
隙間から漏れ出る尿。

ゴロゴロと独り運動も出来ればする子。
多分だから骨だらけなのに褥瘡ができないのだと思う。
引き取りから数えて15歳半ぐらい。
当初から持っていた腫瘍の影響は見られない。
本来、強い立派なパピヨン。

12月初めの頃、まだ歩夢（左）はロージィとこんな風にニアミス
まで出来ました。
冬に入って徐々に体力が下降し、年末には自力で起き上がれ
なくなりました。

ついには食事も喉を通らなくなったらしく、口を結んでしまいました。
「新年を迎えられないかも」と代表ケイトさんに弱音を。

直ぐに「処方された医療、何でもOKです。」との力強い指示に
ワクチン接種のロージィと共に世田谷の病院予約を入れました。
帰路はどうしてもラッシュに会うので、友人のYさんが車で
横浜から送迎してくれました。
送迎や留守中のお世話、いつも助けて呉れる友人達に感謝です。
それを教えてくれるのもワンコ達。

検査結果は激しい脱水症状で即点滴。
「一回の説明だけで大丈夫？」と私に不安そうな看護師さんの声を
後に沢山の輸液パックを抱えて帰宅しました。
やるっきゃないわ。

↑自宅点滴のセット風景。
工夫した台や膝に載せて1日150mlの点滴です。
初めグッタリしていても、終わる頃にはモゾモゾバタバタしだす歩夢。
元気注入出来てる気がして、やった甲斐ありです。
犬飼歴も結構になりましたが、点滴は初体験。

終わると気持ち良さそうに眠りました。
本当に愛おしい良い寝顔。

robin96 at 07:00｜Permalink│Comments(2)

2019年07月07日

シャンプーは疲れるね、歩夢

すっかりご無沙汰の歩夢ですが元気です、一応

お預かりし、やがてご飯もきちんと食べるようになって、
力が付く事を期待していました。

　　　　　　　ケージ脱出して放浪、ベットへ倒れこんだ3月の頃

歩夢がモクモク食べていると、先住達がジィーーーと

多頭って面白い。

目は見えないけれど水だって自ら探し当てます。

お腹が満足したら、ウォーキング。

そして最後は・・・

現状は、元々痩せ細っていた身体は更にガリガリ。
体重は3.1Kg → 2.7Kg
本来は4Kg位あって良い体躯です。
食欲はあるのです。　
ケージで吠える言葉は「メシはまだか

」

ただ、栄養を付けようと少し多めにご飯を出すと、
完食するけれどそのまま排泄してしまうのです。
それもすぐに下痢になる(-_-;)
フードを細かく調整しながら与えているのですが、身に付かない

一か所をグルグルグル～と旋回しながらフミフミ。
日中は仮母の目があるので惨事になる事は少ないですが、
夜間から早朝の4～5時間にお見せできない状況が

いちばん危険なのは朝、皆の散歩やご飯の時間に重なります。
先住ルナの複数点眼やテオにも点眼や投薬があり、
朝はとっても忙しい。

まず、あゆタンにはバスタブに移動願ってケージの清掃。
それからシャンプーになるのですが、
濡れた姿は、背骨が

の背のように突き出して痛々しい。

シャンプー中は写真撮る手が足りない。

座姿勢を保つ筋力無くても残った犬歯で全力抵抗。
爪切りお願いした協力病院で、すかさずカラーを着けられちゃった。
仮母も毎回ガウされるので、試しに装着。

大雑把に水分飛ばしたら、抱っこでドライヤーね。

さっきまでガブッとしていた仮母の手に抱かれ、
気持良さ気に、されるが儘。
元飼い主の膝て撫でられ、眠った思い出があったのかも知れない。

目も耳も不自由な闇の中で生きる歩夢。
いきなり湯を浴びせられ、ゴシゴシ洗われ、
ブゥオ～～とドライヤーの風に当てられて
「何するんじゃ

」ってなるのは当然。

腕の中で穏やかになって行く歩夢の感触に
不憫さと切なさと・・・

ともかく、「頑張ったね」のご褒美。
オヤツ大好き。

お疲れ～

：　ああ～　寝るは極楽

robin96 at 23:15｜Permalink│Comments(0)

2019年03月09日

誰が誰？・・・・シニア３パピ衆

歩夢のお顔を見ながら、どこか馴染みのある懐かしさを感じていました。
ウロウロと歩き回る姿は晩年の先住ロビンですが、
この白茶のコートとはっきりとした瞳

似てますよね～
過去のお預かり白茶シニア達

　　　　　　　　　　　　①

②

　　　　　　　　　　　　　③

　　　　　　　　　　　　　　　　④

　　　　　　　　　　　⑤

　　　　　　　　　　　　　　　　⑥

①と④は2008年卒業の太郎（仮てふ）

③と⑤が2013年卒業の夢生（仮ムー）

②と⑥が歩夢です

一瞬「あれっ

」って見直すのですが、やっぱり違いますね（笑）
彼らシニアに共通しているのは、皆イケメンでマイペース。
現状を全て受け入れているようでも、
嫌なことはイヤ

ってはっきり言える。
強いなぁ。

robin96 at 14:34｜Permalink│Comments(0)

2019年03月07日

ふかふかカドラーに乗ってみた

日中は眠り続けて夕方にやっと一度目の食事。
ご飯を食べると水を飲みます。
昼間、水だけを飲むことはありません。

なのに結構な排尿。
脱水症が心配でスープや水分大目のご飯。
食べたい時、飲みたい時しか口にしない頑固さ。
それでも少し動きに力強さが出て来たかな？

深夜に不思議な鳴き声で空腹を訴える。
前夜のリバースの経験からどうしようかと迷う。
更に声を大きくする歩夢。
要求ははっきりしている。
まだ、一日分の半分しか食べていないので与えることにした。
ガツガツと終了。

間を置かずに旋回運動開始

これだけ動けば立派な筋活だね。

ケージの外にカドラーを置いて歩夢を誘導しました。
カドラーの中でクルクルクル

クルクルクル

クル
エンドレスに回ります

やっと回り疲れて・・・

腰が落ち

身体が傾いて

瞼が重くなる

ネムイ・・・眠たい

ふかふかカドラーの魔力に

墜ちた

気温が一段と下がって、ふかふか毛布も掛けてみた。
やわらかな寝顔とやわらかな色合いが夢を誘うね。
お・や・す・み

・・・傍らのソファーベッドで半熟の仮母の耳に不穏な音が

歩夢はケージのシートに戻り、
仮母は引き剥がしたカドラーと毛布を洗いに走る

歩夢、半日分時計を戻して生活しようよ

robin96 at 10:15｜Permalink│Comments(0)

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