パピヨン・ミスティ

2017年10月10日

永遠のミスティ

私の愛しい娘のMysty(ミスティ）です

年齢はLuna（ルナ）より4歳上ですが、半年遅く娘に成りました
迎えた当時、すでに9歳半でした　（お迎えした経緯）

彼女との生活は5年4か月で終わりました
最後の一瞬まで母を待ち続けたMysty

「ありがとう」って伝えたかったんだね
そう友人が言ってくれました

ありがとう、Mysty
うろたえた私はあの時言えなかったけど
想いは今胸にいっぱいで溢れこぼれ落ちているよ

私の腕の中で、瞬く間に固くなって行く瞬間を信じられず
ただ立ち尽くして・・・

突然の事故の様に起こった病は
間髪を入れずに彼女を連れ去ったので
Mystyは美しい姿のままで私の目に焼き付いています

艶やかな美しい絹のコートに身を包んだまま
香り高く華やかな花々の飾りを付けて
Mystyは天に上って行きました

Robin（ロビン）とLunaの後の三番目の居場所に満足し
先住と預かりっこの間で気配を消して
自分を抑え、甘えを我慢し
耐えきれなくなった時、床を前脚で叩いて表現したMysty

ねぇ、私はここに居るの

私を見て、見てママ

抱っこをされると2～3分で満足して離れて行ったMysty
何時も目の奥で私を追っていたMysty
初めて会った瞬間から私を母と決めたMysty

只一つの例外は食いしん坊
食が絡む時だけは普段の遠慮もかなぐり捨てて
フンフンフンと鼻鳴きは一番だった娘

私は大事な我が子の変事を見抜けなかった母

2年を越えるRobinの介護を見守ったMystyは
母にこの上の負担をかけないよう
床に着く間も無く逝ったとしか思えない

余りにもMystyらしく
余りにも潔い旅立ちに涙しかない

こんなにも早くRobinとMystyのお骨が並ぶなんて
同時に二人に手を合わせるなんて夢にも思わなかった

超高齢のRobinに歩調を合わせた日常が終わり
これからは元気なMystyとLunaとの少しばかり活動的な
生活を始めようと語りかけたところだった

ほんの少し老いの影が見えたMystyへ
不審と注意の眼を向けたばかりだったのに
老女になるのは拒否したのかな
何処までも誇り高いパピヨンを貫こうとしたのかな

あっちの世界に行ってもRobinが居るから安心だね
でもLunaはひとりぼっちになっちゃたよ
彼女は生まれて初めての一人っ子
今きっと精一杯の力で母を支えようと頑張っている

Robin、Mystyをよろしくね
Robin、Lunaを守ってね
ママが辿りつく時まで楽しく待っていてね
そうそう、二人でお祖母ちゃんのお世話もよろしくね

10日前に血液検査結果も良好で、元気だった

Mystyの死因は、誤嚥性肺炎との診断
苦しみの時間が短かったのが救いです

3月のRobinに続いた悲しみの中で
Mystyへ沢山のお花を頂きました
Mｙｓｔｙはきっと幸せと感謝の気持ちいっぱいで
お空に上って行ったでしょう

今やっと皆さまにご報告とお礼を申し上げられる
ようになりました

　　　　　　　ありがとうございました