パピヨン・太郎 (てふ)
2008年10月29日
パピヨンって
ピンポ〜ン
また来ましたぁ。 アレッ? 静かぁ〜、太郎君いないのかしら?
ドアを開いてくれたのはママさん。 見回しても、ワンもニャンも見えない。
何と太郎君、番犬活動は全く無しなんですって
だって、彼ってあの神経質で音に敏感なパピヨンなんでしょ う〜ん、オドロキ
誰なの?
僕おばあちゃまと寝ていたの。
邪魔しないでね。
仮ママ???
かなりつれない素振りです。
でもワンとも云わずに撫でさせてくれました。 シャンプーの時にあんまり叫んだので喉を 痛めてしまったようですって。 そうでなければ、この辺でガウってるかも。
今度会うときは是非ともかわいい走り姿見せてね。
こちら、物音に飛びあがって 即反応。 パピの本領発揮。
ワワワ〜ン、ワンワン。
君が居るから悪い人は (いい人も)忍び込めないね。
でも、何もそんな風に寝なくてもね。 座った椅子を引けません。
では、こんな風?
それもねぇ〜
ママのパソコンがまたまた不調なんだって。 って云うかいい時ナイジャン、可哀想に ウフッ。
明日の朝からPC入院で〜す
ごめんなさい
2008年10月25日
幸せ太り
骨折が直った仮ママがね、ロビンのお散歩帰りにぼくのママに電話したんだよ。
「会えるかしらぁ〜」
ママは僕を抱いてお家の前の遊歩道へ 連れて行ってくれたんだ。
今日もシャンプーされちゃった
いつもシャンプーはガウゥ〜なんだけど 今日は我慢していられたよ。 エッヘン! フカフカで艶々でイー感じなんだよ。
見て、見て、僕の
分かった? チャームポイントだよ。
しばらく〜、太郎くん。 ん? 何か変?
君、随分丸くなったのでは?
何と、トライアル時2.9Kg だった体重が4Kg に あのお痩せちゃんがコロンコロンですよ。
でも、ママさんはおっしゃいました。 「筋肉がついたのよ。」 確かに若くなったようで、
とっても可愛いの 幸せなんですね。 もう、おばあちゃまにベッタリでいつもお部屋で一緒。
おばあちゃまがお食事に部屋を立たれると、早く帰ってコール。 ベットルームのお守り
勿論、おばあちゃまも太郎君が可愛くて、かわいくて、美味しいものをつい、ついね・・・。
しかし、君がわずか2ヶ月余りで1Kg も身に付けるとは想像もしなかったわ。
時々皆に会いに実家に帰ってくるお兄ちゃんが大好き
ママさんは「きっと元飼い主は男性だったのでは?」
お散歩はやはり好きではなく、トイレも昼間は「出してぇー」とベランダの前で叫ぶんですって。
でも、夜はお部屋からそっと抜け出してシートでするのです。 誰も起こさないようにね。
何てお利口さんなんでしょ 大事なおばあちゃまのナイト役は夜こそしっかり勤めます。
ママでさえもお部屋をのぞかせたりしないと頑張っています。
多分人間の食事を分けて貰っていたらしいグルメな太郎君の為に、ママは手作りのご飯を
毎回用意してくれているというのに。 「太郎」って呼んでも「僕じゃないもんね」のお顔ですって。
でも、ママにグチュグチュにされて、段々にそんな愛され方、甘え方も憶え受け入れている
ような最近の太郎君です。
2008年09月21日
ラッキーボーイ
預かりの我が家を風の如くに通り過ぎて行ったパピヨンてふ。 「これといって悪い所は無いけれど、10歳と高齢なので婿入りは時間がかかるかも・・・。」と正直なところ、ブンママさんも私も心の内で思ってはおりました。
処が、ところが、この夏のご縁枯れの季節に速攻のトライアルを決めたラッキーボーイでした
私がてふをラッキーボーイと思うのは、彼が ”センター出所後たちまち里親様に出会った” という事ばかりではないのです。
家族が入院中で預かり予定の無かった私に 手を挙げさせた事。 その私が足を骨折し、先住犬ロビンのペットシッターをお願いしなければ成らなかった事。 更にPシッターさんが里親M様とお知り合いだった事。
こんなに偶然が幾つも重なったのです。 いや、まったく”怪我の功名”とはこの事だわ。
M様のお母様とてふとは正に一目ぼれの間柄。 何もかもがM様ご一家とてふの為に約束されていたようなご縁。 そして申し訳ないほどの短期仮母となった私にも、M様という素晴らしいご縁をもたらしてくれたのです。 それもこんなにもお近くに。
てふは彼自身強運だったばかりでなく、周囲に
幸運をもたらす ラッキーボーイ
婿入り時に持参のタオルケットと
カドラーがお気に入り。
M家の息子さんがトライアル中のてふに会いに来て下さっているとか。 それも夜間に遠くから。 ママさんは食事に文句の多いてふの為に、いろいろ試行を繰り返して・・・
愛されています&愛しています
優しいアーヤちゃんはてふを受け入れ二匹しておばあちゃまのベッドにひねもすマッタリとか。

2008年09月17日
トライアル -- 幻のCATNAP犬
土曜日に預かりので翌日曜日に
次の日曜日
トライアルでーす
センター脱出後超特急でのご縁があり、てふはCATNAP里親募集には載りませんでした。
センターのゲージの奥でビクビク震えていた小さなパピヨン。 おずおずと近づいて来た 彼の命を救ったのはCATNAPでした。 だからたった12日間だったけれど彼はCATNAP のワンコだったのです。
こんな笑顔を見せて くれる君の命
輝かせようね
トライアル初体験の仮ママにブンママさんが全てを引き受けて下さいました。 (有難うございました)
「僕のお家だ
」って言っているお顔でしょ。
M様とお母様
手前に写っているニャンコ先輩はアーヤちゃん(白光りしてしまいました)いつも おばあちゃまにピッタリです。
おばあちゃまと相思相愛のてふとの成り行きは?
書類の説明など手続き業務の最中もアチコチ探検。 そして早速床にシィー すでに済ませて来たのに・・・。 きっと”ここは僕のもの”ってお印つけなのね。 テーブルの下に並んでいたニャンコ先輩方のお食事を遠慮なく失敬までして
ご免なさい、M様。
何をしても笑って見て いて下さる里親M様です。
2008年09月12日
赤い糸
足を骨折したのに気付かないで一週間も歩き回っていたオッチョコチョイのワタクシ どーも何時までも痛かったはずだわ。
「夏休み中の預かりさんの隙間を埋められたら・・・」って預かりを申し出たのに、 何という事でしょう 慌ててお知らせ
したブンママさんもびっくり! 病院HTLもホストファミリーも満室な一方、 里親のご希望も夏休み状態。 ともかく今週はこちらでお泊り頂かなければ。 食べる事とトイレ以外には要求もなく、寝るのが趣味みたい。 何とかなりそう。 イヤ、しなければ。
ガムもカドラーに持ち込んで。
スカスカの骨みたいなガム。
ちょっと時間が懸かるけど、 ちゃんと食べられます。
歯磨き効果があるので、 特に食後に与えています。 手で持つ仕草が可愛い〜。
ソファーに乗っても カドラーの中。
暑くないの?
上機嫌
ロビンはといえば床に行き倒れたり、ストーンベッドで冷をとったり。
ハウスの大きさに合わせて 切った御影石の夏用ベッド。 超重量が難点です。
流石の私も足の上に倒さない ようにと扱いは慎重
てふより一才は年長のロビンは元気なワンらしくお散歩
そんな彼の為に 親しくしているペットシッター、S母さんにお散歩をお願いする事に。 家族で旅行中はSさん一家にお預けしています。 一日中フリーでお家のワンコ達と過ごせます。 前回(一昨年)はお父さんのベッドへ行って寝てたとか。
やって来たS母さん、てふを見て事情を知ると閃いちゃったようです。 仕事柄そして勿論大・ダイ・ダイの犬好きです、ご近所のワンコ事情に詳しいのよね。 初夏に18歳で見送った先代の後に小さな
を望んでいるご家庭があるとか。
そのご家庭M様について聞けば聞くほど好ましく、”この時期にこのようなお話が起こる なんて正にご縁に違いない”と舞い上がってしまったほど。 その晩のうちにM様とお話をし、善は急げとブンママさんにまたです。 だって幻のように消えてしまわないよう、シッカリこのご縁を大事に離さずいたかった (いやぁ〜、私ちょっとハシタナイほど) これは間違いなく、てふを待っていてくれた 本当のお家、赤い糸で結ばれた運命と思えたのです。
いいえ、”預かり手が無いから婿入りを急いだ”なんて絶対にありませんよ。 誰が何年探してもM家程てふにピッタリのお家は無いのです。 まるで前々からのお約束だったように、自然に定位置に収まったのでした。
M様は馬を専門とされる獣医さんで、現在も大学院で研究も続けていられます。 てふは健康に問題は無いのですが、10歳ですもの。 くしゃみを連続し続けたり、 後足をおかしな具合に曲げて座ります。 生活に注意を要するかも知れませんよね。
ご家族は高齢のお母様と2ニャンコさん、そして首都圏に息子さんがおいでです。 M様は生まれてから犬猫の居なかった時は無く、お母様もご子息も大の動物好き。 春に失くされた18歳のワンちゃんは息子さんが北海道で保護し連れ帰った仔。 「健康であったのはそのだけでした。 多くは病院へ持ち込まれた
を引き取ったり、 迷子、捨て子を保護して里子に出して来ました。」 今回はお母様の健康上の問題から3K以下の落ち着いたワンコを望んでいられました。 てふは”落ち着いた静かな環境に居たい”とはっきり主張しています。
M様が同居の動物達の為に示された生活環境は:
お留守番時間: 月に一度数時間 お散歩の時間: 犬が望むだけ 旅行時の対応: 動物が居るので旅行はしません
すごいでしょう でもモチロン此れだけではありません。 何よりも、辛い過去を通って来た犬猫達に注ぐ深い愛情がお話の端々に溢れていました。 その上に
経験豊かな獣医さんです
更に、さらにお住まいは我が家から徒歩5分程の所だったのです 訊けば「あぁ、あちらにお住まいでしたの?」という具合でしたの。 遊歩道沿いにあるご自宅前は元はメインだったお散歩コースNo.2かな? そんなお近くなら堅苦しいお見合いではなく、今日はお散歩コースNo.2へ
緑道をゆっくり行くとM様が出ていらっしゃって・・・
てふは知っていたのでしょうか? まるで元からのお家のように玄関の鍵を開ける 間ももどかしげに入っていったのです。 ちょ、ちょっと、まだよそ様ですよ ズンズン奥に進んでお母様のお部屋へ。 親しげにご挨拶して、更にあちこち探検。 ニャンコ先輩方へもご挨拶出来ました。 (←全て
)さすが大人のてふです。 M様の気がかりはこの
ちゃん達への反応でした。 「猫達は絶えず色々な犬の 出入りがあるので慣れていますが。」と。 すっかりお母様に気に入られて「
このまま、ここに居て・・・。」 いや、それは・・・
ほぼ同時に送られた里親申し込みアンケートが、即行で処理された事は言うまでも有りません。 ジャンジャン押しましたよ、私も! 過密スケジュールの代表のとブンママさんの
を強引に使って頂きました
その週内にトライアルに漕ぎ着ける処だったけど、「協力病院の書類が間に合いませ〜ん」 ふぅ〜、超特急だったものね。 今となっては、あの時の細々は話が入り混じってファジィです。
トライアルに出る前に記念の一枚を。
何しろシュシュとのツーショットは無いの 彼の写真を撮るのに集中し過ぎて 忘れてしまったの! (何かネェSSサイズですが、PCが勝手に)
でも、いいんです。 とっても、とっても素晴らしい一週間でした(ながっ!) てふは少し慣れて、ウンPもきれいになり要求も出始めていい調子です。 手も掛からない大人なので、トライアルまでの一週間を周囲の方々に助けられて 乗り切れました。 (軽いって本当に楽だわ --- ロビン、聞こえる?)
本当に皆様有難うございました