2011年03月
2011年03月26日
東日本大震災から二週間
この震災によって亡くなられた方々と愛する大切な人達を失われた方々へ
心からお悔やみ致します。
どんな言葉も虚しくて、こうとしか言えません。 ごめんなさい。
被災された方々へお見舞い申し上げます。
震度6弱の東京。 築20年の小集合住宅2階の我が家は大丈夫でした。
引き出しが迫り出したり、観音扉が全開になったりはしましたが、壁や棚
からの落下などは有りませんでした。
第一に火元の確認。 後は一枚余分に羽織らせた母を覆うようにして、
廊下の手すりに掴まっていました。
寝室のロビンとリビングのルナも騒がず傍らへやって来ました。
コートもリードも手近でしたが外へ出る事は考えなかったんです。
母は短い距離を伝い歩きするのが精いっぱい。 あの激しい揺れの中、
その母と犬二頭を無事に連れ出す自信はありません。
外出予定の有った私が寸でのところで、まだ家に居た事を感謝しました。
まだこれほどの大災害だとは思いも及びませんでした。
東京、少なくとも我が家の在る南西部では、生活に危機感を覚えるような
事態にはなりませんでした。
多分神奈川から東に起きた品不足はパン・米・牛乳・インスタントラーメン・
缶詰・納豆・トイレットペーパー・ティッシュ・電池・ガソリン。
そして突然一昨日からのミネラルウォーター!
スーパーにたっぷり並んでいたボトルがすっかり姿を消しました!
私は通勤者ではないので、昼中こまめに何店舗も周って最低軒必要な
モノは買えました。
一方、土日祝日の買い物は控えて。
スーパーも開店30分前から行列。 夕方は入場制限。
それも今はかなり解消。
未だに入手困難はトレぺとティッシュ、水でしょうか?
そんな中、突然のピンポ〜ン。
ん、ん?
関東以東の物不足を心配された、すぴままさんからのお米でした。
ありがとうございました。
「お米、無くなっちゃったので麺でも茹でようかと・・・」 友人達にも助け合い
させて頂きました。
すぴままさん、実はお米の到着前に立派な南高梅の梅干しを送って
下さっていたの。
この段ボールも潰れるほどのお米を見た瞬間、前日テレビで見た被災地
の様子が目に浮かんで涙があふれ出た。
二人でおにぎり一個の配給。
赤ちゃんにミルクをもらう為に、お母さんは3日も食べずに赤十字に
身を寄せ続けていると。
このお米と梅干しで温かなおにぎりを手渡して上げたいと願いました。

叶わない事なので、せめて取りあえずPCから気持ちポチッと入れました。
でも、アナログ人間なのでやっぱり銀行からでないと落ち着かない。
行って気付いたけど、銀行で紹介する義援金振り込み口座って自行の
取引口座の有る組織だけなのよね。 当然かしら?
公益性が有って、振込料という営業利益もあるのだけど?
某銀行さんはこの義援金が大量に流れ込んでシステムトラブル?
で、数日間も回復不能!
うっそぉ!! ほーんとぉ!? って若かった頃の叫び声。
話は変わりますが、桐灰カイロは聞いた事があったのですが、漢字で
の書き方を知らず、初めてその意味に気付きました。
桐はいざという時に頼りになる木なんですね。 ありがとうございました。
非常用に大事に取っておこうと思います。
体温調節が難しい高齢の母には、震災前からペット用のチンして使う
ホットジェルを愛用。 ペットでさえ火傷しない温度で4時間位保ちます。
ワンコのぬいぐるみカバーを抱きしめて眠る母です。
高齢者の居る家なので、若い世代中心のご家庭と同様な節電や節約が
出来ません。 が、別の部分や物で補えたらと。
通勤通学の買い物客が行きにくい時間帯で買い物。
日中は一緒の部屋で過ごして集中暖房(ガス床暖房)
人気のカップ麺やインスタント麺は買わずに乾麺を調理。
ご飯を炊いて個別に冷凍(梅干しも入れておくと◎)
ペットボトルの水は、お先にどうぞ。
日々問題を起こす老母と暮らして、被災地の方々のご苦労はどれ程か
測り知れないと胸が痛い。
母を連れての避難所生活を想像してみたけれど、殆んど不可能だった。
赤ちゃん・幼児・小さな子・高齢者・障害や持病、アレルギーを持つ方々、
少数であればあるほど対応は得難く思える。
そして、ペット達。
入院中のお年寄りに乾パンの配食があった。 お湯に漬けて溶かすよう
にして食べる。
そう、母の食べ方。 只、私はミルクやスープに浸して供する。
ある日、母も食パンを白湯に入れて食べようとしていた。
見つけた私は急いでココアの粉と牛乳を入れて温めて出した。
そんな事したのは、進んできた認知のせいかもしれないし、私が牛乳が
欠品がちだと伝えたせいかも知れない。
好きなのに肉をほとんど食べられない母に牛乳や卵は欠かせない。
被災地のお年寄りと母の姿がダブッて悲しかった。
牛乳はおにぎりやパンほどには被災地に送るのは難しくないと私には
思えるのだが・・・。 送られているのだろうか?
乾パンと共にゼリー状のビタミン補給やエネルギー飲料は送られている
のだろうか?
あれは保存も利くし、送品もし易いはず。
自宅にも幾つが常備しているのは、母が入院中に利用して覚えたから。
消化も弱っている人たちの栄養補給に適していると思っています。
久々の更新で、またもや止めどなくなってしまいました

こんなに長く更新もしない密やかなブログなのに、そっと覗きに来て
下さっていたお客様方。 ありがとうございます。
本当にもったいない想いでいっぱいです。
我が家では人も犬も元気(?)でおります。
CATNAPでは埼玉ブリーダー廃業に伴うレスキューという予期せぬ
引き取りがあり、同時期に未曾有の大震災が襲って来ました。
そんな時に「どうしたの?」とご心配頂いたのではないかと・・・。
ジーナの幸せを見届けて、暫くお預かりを辞退しております。
ワンコではなく、人間事で

先の予定も見通しもまだ立ってはいません。
ブログは一応ロビンとルナのコンビで時々更新?
不出来な預かりではありますが、ワンコ達の悲しい現況に触れる度に
心が疼きます。
つい手や声を上げそうになります。
でもその先に続く責任を思い、抑えてしまいます。
別記事ですがもう1本続けましたので、まだお帰りにならずに↓↓よろしく。
2011年03月25日
ジーナ正式譲渡です
ご報告大変遅くなり、済みません (いつもお詫びばっかり)
えーと、タイトル通りです。
ジーナは清水港にほど近い静岡市のY様の一人娘になりました
嬉しそうねぇ〜
はい、それはもう溺愛されています
Y様からのは
ジーナは今日も早くから「食事の支度」「お掃除」「花の手入れ」「お洗濯」など
付いて回ります。 私の姿が少し見えなくなると「探したり、おとなしく待って
いたりと色々です」が出会うとピョンコピョンコ飛びついてきます。
一日に何度となく「目」をみては話しかけてきます。
「指示を待ったり、褒めてくれるのを待ったり、甘えたり」など理由は様々ですが
大体は何を望んでいるかは解ります。
食事は足りないくらいで毎回完食です。
トイレは室内では完璧です。 このごろ散歩のとき「ウンチ」を覚えました。
本当にお利口さんです。
お陰様で室内の清掃は抜け毛の掃除ぐらいで大変助かっています。
今は二人は仲良くすぐそばで寝ています。
もう手放せません家族の大切な一員となりました。
何も問題はありませんが少しづつお勉強もしています。
幸ママ様こんばんは
今日手続きの書類を事務局へ送付致しまし。登録と狂犬病注射の観察、
マイクロチップ依頼、譲渡書類、お借りしていました首輪とネームタッグ一緒に
郵便で送らせていただきました。
ケイト様・幸ママ様始め多くの方のご配慮と心温まるワンチャンへの気持ちを
しっかりと受け止めさせてもらいました。
ワンチャンにとっても新しい生活の負担が少しでも少なく、楽しく、温かな気持ち
が通じ合う家族になってほしいと願っております。
ワンチャンの清潔と健康の為なら苦労はいといません。
私は孫が同居した感じで明るく楽しい毎日を過ごしております。
昨日は車で10分の小高い丘の大きな公園に遊びにゆきました。
芝生有り、草木有り、土の感触もありのびのびと出来ました写真を同封します。
他のワンチャンが来ると一度は「ウー」とか「ワンワン」とか言いますがすぐ
私の後ろへ隠れてしましますが興味はあるようです。
だんだん慣れてきてお話や挨拶が出来るようになると思います。
自分の主張も少しは出てきました。
散歩の時ウンチ、オシッコよくします、室内のトイレは完全に覚えました。
失敗は一度も有りません、上手に出来た時やお利口な時は褒めてあげます。
夜は早く寝ます「ピッタリ体着けて」。
最後に皆様の活動の輪がさらに広がり広く社会に理解が得られることを
願わずには居られません。
ジーナは穏やかで賢くてとてもいい子です。
皆様のご尽力に心よりお礼申し上げます。 ありがとうございます。
Y様、心の籠もったメール有難うございました
ジーナをよろしくお願い致します。
ソファの上が
大好きなのは
仮家時代と同じ。
11日の震災後のメールです。
ご心配いただきましてありがとうございます、当方は何も被害もありませんでした。
地震直前に散歩に行く予定でジーナを促しましたが「ブルブル震えて散歩を
断りました」
いつもはこんな事ないのに調子でも悪いのかなと心配し散歩は中止しました。
とその矢先「縦揺れに続き大きく横揺れがきました」ジーナとママは抱き合って
収まるのを待ちました。
今考えれば「ジーナが家を離れないで」と地震を教えてくれたのです。
すごい動物的直観です。
今後はワンちゃんのこうしたシグナルにも注意を心がけたいとつくづく思いました。
ジーナ、野生の感を持っているのね。 凄いわ!
我が家のロビン&ルナはさっぱりでした。 怯えたり、吠えたりしなかった
ので、ホッとはしたけれど。
その後の15日夜の地震は静岡震度6と報じられ、無事と信じつつも
心配でメールしました。
地震の状況は静岡県富士宮・御殿場方面は建物一部損壊が出ま
したが静岡市内は震度4でしたが被害は皆無。
もちろんジーナは妻に抱かれていましたが家族共々元気です。
さてジーナですが先住のワンちゃんとは会えば「ワンワン」
したり避けたりもしますが(先住のワンちゃんはジーナを認めた
のかほとんど吠えなくなりました)時には「クンクン」鼻先を
近づけたりもします。
いろいろですがいづれは認め合うような気配です。
遊具で遊んであげると走り回ってそれはそれはとても喜びます。
又家の中を観察しているようで何度も同じところに来ては首を
傾げたりしています。
お散歩も食事もトイレも前にもまして元気でお利口にしています。
先日は娘家族が泊りに来た時も最初は少し吠え「ワンワン」
とか「ウー」とか言って警戒しましたがだんだんと慣れ
しっぽをふりふり近づいてゆきます。
ジーナもだんだん犬の社会や人間の社会にも慣れ始めている
ような感じです。

最後の記念にスリーショットで撮りました。
大の仲好しとまでは行きませんでしたが、それなりに卒なく暮らせました。
2階の先住コナちゃんとも、自然に向き合えるようになる日がきっと来ます。
さよならまたね、ジーナ

幸せにね

皆さま、今まで応援ありがとうございました。
ジーナを助けて下さって、今日の幸せにご尽力下さった方々に
深くお礼申しあげます。