2009年08月
2009年08月02日
ロビン教官
穏やかにレディのお客さまをお迎えしたロビン。 もしかして、もうちょっとご滞在だったら
ミルクティ色のロマンス(このクラシカルな響き)が芽生えそうな程でしたけど。
でも、相手がヤンチャな若者だったりするとそうは行きません 12歳も半ばを越した身とも
なると鬱陶しいようですよ、遊びを誘われたり走り回られたりするのは。
本犬だって結構な元ヤンチャ パピヨンなんですけどね。 ひたすら関らずに過ごそうとした
けれど、降りかかる火の粉は払わねばならず、犬生の先輩としての自覚も湧いたのか?
ロビン教官の登場です
R 「僕のリードを咬むのは止めて下さい」 T 「クチャクチャクチャ・・・」
R 「引っ張りっこっていうのはこうやるんだよ そら、そっちを引いて
」
引っ張りっこはロビンの得意の遊びなんです。 結構乗ってるみたいですね。
でも、続かないんですよ、年のせいですね。 トビー只今研修中。
お散歩中も突然飛びかかって「遊ぼぉー」 「ダメだ!」
とうとう鬼面。 それも度重なると・・・。
市中へお出かけも、浮き浮き楽しそうなのは元気満々の若君。 教育係のジイはヘタレ気味。
「もう、クタクタです。 辞職します。」 それは、お疲れ様でした
年をとっても、若い世代と共に居ると元気を貰えていいそうです
人も動物も同じなんですね。 同様に、その匙加減も要るんです。
去年までは高齢と生活しているという気が有りませんでした。 それが今年に入って、
顔立ちばかりか体力の衰えも見過ごせなくなってきました。
見えてはいますが白内障は中程度と診断されています。 チャームポイントの大きな耳も
遠くなったのでしょうか、それとも気難しくなったからでしょうか、呼んでも来ない
番犬活動もめっきり減ったわ。
ヤンチャな若者との3ヵ月半は、最後の一ヶ月に息切れした模様。 散歩の後は一人
静かに横たわる姿が・・・。 件の研修生の卒業と共に戻って来た平穏の日々。
ロビンの元気も戻って来たけれど、何かが少し違う。 「前よりおとなしくなったね。
まぁ、でもそれが年相応の姿よ。」って云われてます。 以前が元気過ぎだったかも?
12歳9ヶ月、解っています。 でも、寂しい。
そう、今を大事に生きよう