2008年05月
2008年05月09日
応援ありがとうございました - トライアルへ
シュシュを愛し、応援して下さった皆様にご報告があります
シュシュが新しい、そして今度こそ本当の家族を求めてトライアルへ旅立ちました。
実は、シュシュはトライアルの前に、すでに私の元から引越しをし、手術を受けていました。 ごめんなさい、「ええっ??」ですよね。 話し下手の私は皆様に説明しようとすると、とても長くなってしまいます。 要点を解りやすくと思いつつ・・・お許し下さい。 結論は↑タイトルなのです。
預かり当初からシュシュにはマーキングの癖が有りました。 しかし去勢済ですし、日常生活に慣れればやがて無くなって行くと思っておりました。 処が日が経つにつれて、反対に激しくなっていったのでした。 それについて私は双方去勢済とはいえ、♂の先住犬ロビンに対するデモンストレーションと解していたのです。 それはロビンのマットやハウスにマーキングした事からも推測していたのです。 時にはロビンにマウントしようとして撃退されたり、カドラーにマウンティングしたり・・・の行為もありましたが、未去勢を疑う事はありませんでした。 去勢後も一向にマーキングの減らないロビンの散歩に慣れていたので、そういう子もいるものかと見ていたのでした。
だけのお留守番が非常に少ないのは、我が家の数少ない「預かり」としての
のはずでした。 通常生活はフリーの、甘えん坊のシュシュは私のストーカーを始め、ロビンを出し抜くようにして、ベットに潜り込んできたものでした。 サークルでのお留守番も、ワンズのみの場合はとてもいい子で出来ます。 でも、誰か人がいるのに自分だけサークルの中は許せない。 どうしてロビンはいいの? その気持ち、よく分かりますよね。 集合住宅なので、何時までも大騒ぎを放っては置けません。 まんまとサークルを出たシュシュは、益々あちこちにマーキングのしまくりとなりました。
ブログで度々皆様にご紹介したように、シュシュはワンコが本当に大好きです。 人間にだって擦り寄って「ナデナデしてぇ〜」です。 こちらのほうは、彼がその気になっていればですが。 気まぐれなんです、お坊ちゃまは。 シュシュはフランス語で坊やの意。 社会化されていない、可愛い、元気なパピヨンの坊や。 そんな彼を見て名付けました。 機敏に働く頭脳と身体を持っているので、周囲をジッと観察します。 観察して考えているんでしょうねぇ。 実に素早く動きます。 カラーを付けられた首だって器用に操ります。 そんなシュシュですから、イヤなことは断固拒否。 実力行使にためらいは無しです。 可愛いお顔がタスマニアデビルに変身。 こうして書いていると笑ってしまうのですが、ほら、あるでしょう、姫人形の顔が突然口がパカッて開いて鬼面になるって? あんな感じです身体を触られることに警戒心があり、殊に「洗われたり、拭かれたりするのは許せない」と言っておりました。 何、自ら手足を出している時は肉球触っても
でも、ナデナデ途中で
もあり。 「だって気分が変わったんだもん。遊んでよ、
それとも散歩に連れて行ってくれる?」
パピヨンは甘え上手と云われているけれど、本当にため息が出るような坊やです。 賢く、繊細で、遊び好きで、運動能力に優れている、これぞパピヨンと云われる物全てを備えているシュシュ。 ガウするのさえも持っていました 「マナーベルト? そんなかっこ悪いもんなんかヤダ、絶対ヤダ!」って。 「シャンプー? ヤダ、寄るなぁー、触るなぁーー」って大騒ぎ。 こちらが試されているようにも思えました。 シュシュのSOSの様にも見えました。 若い時、自分でも制御の出来ないグシャグシャした物を、エネルギーに任せて噴出させた事ってあるでしょう? 誰かに受け止めて欲しい自分、制止して欲しい無秩序な力を? ロマンチックに擬人化した考えと一笑されるかも知れませんが、そんな風に受け止めてしまったのです。 シュシュも苦しくて、もがいているのだと。
初めての「預かり」で至らぬ事だらけです。 様々な場面でCATNAPの諸先輩方に助けて頂きました。 皆様にお話ししているこのブログでさえ、唯打ち込む事しか出来ないPC音痴です。そんな時にeriさん、お世話になり本当にありがとうございます。 そればかりか、保護犬に関心を持たなければ、ブログを読む事さえ思いつかなかった私です。 その間、CATNAP先輩スタッフのアドバイスを頂いたり、外部の講習会に参加したり、シュシュをカートに乗せてCATNAPのゴッドハンド、トリマーのカコさんにシャンプーをして頂いたりしておりました。 前述のeriさんやミドリさんもお出で下さり、心強い思いをしました。 カコさん、eriさん、ミドリさん、その折には本当に有難うございました。
その後、様子を見る為にCATNAP代表の元へ移動したシュシュ。 経験豊かな代表は、センターと協力病院とのダブルチェックにも通過した去勢済の判定に疑問を呈されました。 無論、未熟な私には思いもよらない事でした。 結果は、「陰睾丸」 睾丸の一つは脚に、もう一つは身体の更に奥に隠れた、大変見つけにくいケースであったとの報告を受けました。 この手術により、室内でのマーキングは劇的に改善するとの事です。良かった。精神的にも暴れ狂う弾丸が無くなって、本犬も楽になるといいな。 手術は4月中旬。 今度は間違いなく去勢されたシュシュに、里親希望を頂きました。 勿論今までの事全てをご承知の上です。通常より重い去勢手術で、抜糸までの時間は少々かかったようですが、シュシュは元気でトライアルへと旅立ちました。
預かりの期間はこうした個々の特性を見極め、必要な医療を施し、人も犬も最も相応しく幸せな家族となる、里親様の元へ送り出す準備の時間。 人間により過酷な経験を強いられた犬たちにとっては、心身のリハビリの時。 これからの犬生を信じられる人間と共に幸せに全うして欲しいと心から願っております。 今日までの応援ありがとうございました。 まだ、トライアルは途中です。 シュシュのすべてを受け止めてくださる素晴らしい里親様との出会い、 きっと成功すると信じていますが、正式譲渡まで応援よろしくお願い致します。 トライアル当日のご報告はJenny。さんのブログ Heartwarming Days http://mikey-luke.seesaa.net/ 5月6日付けをご覧下さい。 (ブログへリンクの貼り付けも出来ずお手数掛けすみません
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もう暫く手元にあるシュシュの写真をご披露させて下さい。 独り占めするのがもったいなくて・・・
シュシュに出会って、初めてワンコにもこんなにはっきりとした眉があるのを知りました。
抱っこだってしてもらうよ
ホラね
レナちゃんが大好き、でもレナちゃんはロビンにしてる。
どうして? 僕のほうがだんぜんピチピチのイケメンなのに
遥か彼方からやって来るあの子は女の子? 待ちきれないよ〜
これ僕のお気に入りのおもちゃなんだ。いや、本物のパンでもいいんだけど
仮ママ、遅いよ。
早くベットに行こうよぉ
2008年05月01日
カートに乗って
GW、いかがお過ごしですか
この前ね、僕達カートでお出かけの練習したよ。 運動神経ってものを持っていない仮ママだから、遠くのお出かけは僕たちの専用車さ
いいんだ、ロビン兄も僕も車酔いするしさ
の中で、グフゥとも言わずに褒められちゃったよ。
だって、あっち見たりこっち覗いたりで忙しかったんだもん。
ここは何処?
知らない街だけど。
ん? すごい風だね。
おとなしくカートの中に入っているよ。
向こうのビルは目黒警察署。
いい子の僕にお呼び出しが掛かる訳ないよ
目的地はの専門店。 ゴールデンウイークのお出かけには、しっかり戸締りをしましょう。
頼りになるガードマンの僕たちも、一緒にお出かけしたいから
ああ、通りを行くが気になるなぁ。 ねぇ、仮ママぁ〜、チョットだけ遊んでいいですか?
もうダメだぁーー
良い子の僕と違って、ロビン兄は半身乗り出しでこの通りだよ
やあ、僕ロビンです。 自由をする僕は束縛されるのが嫌い。車中、ネットで蓋されてた時なんて頭でグイグイ押して、ヘア乱しちゃった。
僕は抱っこもだし、
なんて顔そむけちゃう。 だって男だもん、照れるじゃないか
だからママの姿が見えなくなると、ちょっぴり(いや、とっても)
しちゃうのは秘密なのさ。
私の憧れはワンコと一緒の旅行。 車なしで、8.7Kgのワンコ連れ旅を、どうしたら実現出来るかと思案中。
道草 休憩
ヨーロッパ、わけてもスイスの犬の市民権は素晴らしく、嬉しくも羨ましい思いで旅をしました。 くまなく張り巡らせた鉄道や船で、何処へでも行けるのが旅行者にとても便利---ワンコも行きます、列車やリフトに乗って。
山頂にも上ってくるワンズの為の専用水飲み場の←が 一番下の白い板にHundebarとあります。
飼い主の行く所、犬も行く。 ↑こんな所に有る看板です スキーリフトに乗ってくるワンも見ました。 こんな高い所へ来る時は、 ワンコの鼻に日焼け止めを塗っている飼い主の姿も。 大事な家族、 パートナーです。
バーレンベルク博物館(ひろ〜い敷地内に古民家を移築展示)にも 犬の水飲み専用場/浸かって遊んではXと書いて(と推論)あります。一番目の建物(展示品)の次に出合って、とても印象深かったです。
次に記憶に残ったのは 展示品でもある工場生産のハム・ソーセージやチーズが出されます。 すごーーく美味しゅうございました。 展示品より、全体の空気や
に、魅了された私でございます
イタリア国境に近いブリーグ駅で。 人懐こく、お利口なワンちゃんでナデナデさせてもらいました。 写真写りより、本物はずっとチャーミングです。もっと大きなワンも、お髭の飼い主のお供をして列車を待っていました。
イタリアではフェレンツェ→パルマ車中でこんな子と同席しました。ものすごく甘ったれで、パパ(写真の彼とは別人)にヤモリみたいにベッタリ張り付いていました。 めちゃ可愛かった
どのも本当にお行儀の良い、可愛い子達でした
こうして触れ合うたび、残してきたわが子に想いが行くのでした。
ホテルに到着と同時に激しい嵐の歓迎を受けたラングナウ(スイス)の夜
住宅地で見つけたのは犬のウンP専用ゴミ箱 しかもポイ捨て袋付き。
(全く読めないのですが、まさか間違っていないでしょうね) はて、ふつーうのゴミ箱は見かけませんでしが・・・
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バーレンベルク野外博物館
この空気の中で食べたランチの美味しかった事
バーレンベルク プレート:自家製サラミ、ソーセージやチーズに、もちろん
ロマンチックなイセルトワルト(スイス)のディナーは湖で釣れる
がメイン
ラングナウのホテルは料理自慢。 シンプルでとても美味しかった でも英語が通じ難く、スタッフも敬遠して注文を中々取りに来てくれない
毎回カロリー満載、豪華な食事を食べまくっている訳では有りません。公共の交通機関を利用するので、食事は時刻表に合わせて調節ですよ。 フリブール(スイス)のランチはスーパーで調達したパン、チーズ、ハム、フルーツと飲み物。 結構こんなもんです。
チューリヒに友人のスーツケースが届かず、空港で2時間以上足止め。第一日目のディナーはデリとなってしもうた
その荷物がホテルに届いたのは三日目で、お詫びの言葉も無い
しかも、宿泊地イセルトワルトは店が一軒も無い村だったし
機内持ち込みの荷物制限が厳しい折、自衛手段は?? 序でながら、かの友人は毎回のように荷物でトラブルになっております 気の毒に・・・
皆様には素敵なゴールデン・ウィークとなります様に